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足がムズムズする時の原因と対処・治療法

日常生活に大きな影響を及ぼす「足のムズムズ」。「足がムズムズするせいで仕事に集中できない」「足のムズムズで夜、寝つけない」など、お悩みではないでしょうか。

かゆみが伴っているとなおさら気になってしまうもの。ついつい爪を立ててかきむしってしまいたくなりますが、かいたところが炎症を起こして湿疹ができてしまうこともあるので、注意が必要です。足がムズムズする疾患とはどんなものがあるのでしょうか?

考えられる皮膚トラブル

水虫(足白癬)

かゆみ、小さなブツブツ、皮がむける、ジュクジュクする、足の裏の角質が固くなる、かさぶたができるなど。
爪の中に白癬菌が入り込むと、爪が白く濁ったり分厚くなってポロポロとくずれる爪水虫(爪白癬)になります。
白癬(水虫・たむしなど)の症状・治療法【症例画像】
※ステロイド外用剤対象外の疾患です。専門医の治療が必要です

接触性皮膚炎

一般的には「かぶれ」と呼ばれています。
刺激の強いものに触れると誰にでも起こる「一次刺激性接触皮膚炎」と、アレルギーとして起こる「アレルギー性接触皮膚炎」があります。
かぶれた場所がかゆくなり、だんだん赤くなってきます。
小さなブツブツや水ぶくれができたりします。
接触性皮膚炎の症状・治療法【症例画像】

虫刺され

吸血性の蚊、ノミ、ブユ、ダニや、毒をもったハチ、アブ、クモ、毒蛾、毛虫などに刺されることで、皮膚に炎症を起こします。
虫刺されの症状・治療法【症例画像】

皮膚掻痒症

発疹など目立った症状が見られないのに、かゆみだけがあります。
かいたところに炎症を起こし、二次的に湿疹などができることがあります。
かゆみだけですが、全身にかゆみが出る場合や、外陰部や肛門周囲、頭部など一部分にかゆみが出ることもあります。
皮膚掻痒症の症状・治療法【症例画像】

足・太もも・膝の皮膚トラブルの対処・治療法

湿疹(ぶつぶつ)が見られる場合は、ステロイド外用剤でかゆみや炎症を抑えながら、足をかかないことが大切です。

また、弱いランクのステロイド剤から試してみるのではなく、年齢に合ったランクのステロイド外用剤で一気に治しましょう。ステロイド外用剤は副作用が強いというわけではなく、「広範囲に使わない」「長期間使わない」「感染を起こしている部分には使わない」などの注意を守って使用するようにしましょう。

治療に当たっての注意

  • 1週間で改善しない場合や症状が悪化したときは、炎症ではない別の疾患や原因が除去できていないことが考えられるので、その場合はお医者さんの診察を受けましょう。
  • 水虫でも湿疹が見られますが、白癬菌による感染性なので、ステロイド外用剤ではかえって悪化する場合があります。特に家族に水虫をもった方がいる場合など、「もしかして水虫かも?」と思ったら、お医者の診察を受けましょう。

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帝京大学医学部皮膚科 名誉教授 渡辺晋一先生 監修

2019.09.04

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