乾燥シーズン到来!保湿ケアだけでは治らない赤ちゃんの肌トラブルに要注意

秋や冬、空気が乾くこれからの季節には充分なスキンケアが大切ですね。
潤っているようにみえる赤ちゃんのお肌ですが、実はとても乾燥しやすく肌トラブルになりやすいんです。ただの乾燥、と思っていても、それは赤ちゃんの肌トラブルの初期症状かも…。

秋冬に多い赤ちゃんの肌トラブルと、適切なケアについてご紹介します。

空気が乾燥する季節…注意しておきたい赤ちゃんの肌

空気が乾燥する季節…注意しておきたい赤ちゃんの肌

赤ちゃんの肌は、大人に比べて薄くてデリケート。
ママの間でも、子どもの肌の乾燥についての話題がでるようになりました。

  • 乾燥する季節だから気になる…

「今までは若干の汗疹は気になっていましたが、秋冬はさらに乾燥してくる季節なので、保湿ケアをした方が良いのかなと感じています。」

  • どんな対応をしたらいいの?

「皆さん、子どもの保湿剤、何を使っていますか??
うちの子は極度の乾燥肌で、秋~冬には粉をふくほどです。」

生後3ヵ月を過ぎたら要注意!実は人生で一番肌が乾燥しやすい!?

生後3ヵ月を過ぎたら要注意!実は人生で一番肌が乾燥しやすい!?

生まれたばかりの赤ちゃんは、皮脂の分泌が活発ですが、生後3ヶ月をすぎると、皮脂分泌が少なくなってきます。
見た目はみずみずしくても、実は「人生で一番乾燥しやすい肌の状態」とも言われているんですよ。

まだお肌の水分を保つ機能が弱いため、秋~冬の乾燥シーズンを迎えると、ますます乾燥しやすくなってしまうんです。
そのため、乾燥がひどくなる秋~冬シーズンは赤ちゃんが一番、乾燥肌トラブルを起こしやすい時期とも言えます。

保湿ケアしても治らないブツブツや赤みは、「乾燥性湿疹※」かも。

※乾燥による湿疹

保湿ケアしても治らないブツブツや赤みは、「乾燥性湿疹※」かも

毎日の保湿ケアを頑張っていても、赤ちゃんの肌が乾燥すると、バリア機能が低下し、少しの刺激で赤みが生じたり、ブツブツ、カユカユになったりしてしまいます。

保湿ケアをしても治りが悪い場合は、「乾燥性湿疹」になっているのかもしれません。

この「乾燥性湿疹」は赤ちゃんが、秋冬の乾燥シーズンになりやすく、注意しなければならない肌トラブルの一つです。

ただの乾燥肌と思って、保湿ケアで様子見を続けたり、不充分な効き目の薬で対処し続けたりしていると、赤ちゃんが知らないうちに掻いてしまい、治りが遅くなったり、かえって症状が悪化したりしてしまうこともあります。

このように、保湿ケアで治らない乾燥肌トラブルには、早い段階で充分な効き目の薬で対処することが大切です。

動画でみる「赤ちゃんと子どもの肌トラブル」

とはいえ、ママにとって子連れで病院に行くのも一苦労。
特に秋冬はカゼなどの感染症も心配だから、できる限り通院は控えたいという気持ちもありますよね。

すぐに病院に行けない、病院に行くほどでもない、そんなときのおうちケアとしてママにおすすめしたいのが、ドラッグストアの赤ちゃん用薬コーナーで手軽に購入することができる「ステロイド軟膏」です。

早い段階で使うことで症状を抑えることができて、悪化を防ぎ、症状を長引かせないため、肌への負担も少なくなります。
この考え方は、医療現場においでもスタンダードになっているんですよ。

また、赤ちゃんよりも肌のバリア機能が発達した2歳以上~小学生の子どもの皮膚炎・かぶれなどの皮膚トラブルには、子どもの肌にあった抗炎症成分とかゆみ止め成分が入った「ステロイド軟膏」もあります。

カゼなどの感染症が気になるこの季節、乾燥による手荒れだけでなく、手の洗いすぎや消毒用アルコールで手指がかぶれてしまう子どももいます。
そんな症状にも「ステロイド軟膏」は効果を発揮します。

まずはしっかりと肌を保湿ケアすることが一番。
それでも起きてしまった乾燥性湿疹には、早い段階で充分な効き目のお薬でおうちケアすることが大切です。

これからの季節、年末・年始などは特に、病院の長期お休みや帰省などで、通院できないこともありますよね。
そんなときに備えて、赤ちゃんのために、「ステロイド軟膏」を常備しておくと心強いですね!

監修

ママの一歩を支える情報サイト

ママリ[mamari]

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