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正しく使えばステロイド外用剤は怖くない!

正しく使えばステロイド外用剤は怖くない!

ステロイド外用剤はなぜ、怖い薬と思われているの?

「一度使うとやめられなくなる」、「体に蓄積する」、「皮膚が黒くなる」、ステロイド外用剤に関してこのような情報を見たり、聞いたりしたことはありませんか?

こういった例はステロイド外用剤においては、すべて間違った情報です。

しかし、ステロイドの副作用についての知識を持たない方々に対しては、恐怖心をあおるのに充分です。ウソの情報に惑わされないようにするためには、まずはステロイドにはどんな副作用があるのかをきちんと理解することが必要です。

ステロイド外用剤はなぜ、怖い薬と思われているの?ステロイドには多様な作用がありますが、それが強く働くと副作用として症状に現れます。例えば、「脂肪を増やす→ムーンフェイス」、「糖をつくる→糖尿病」、「カルシウムを排泄する→骨粗鬆症」などです。

しかし、これらの副作用は、あくまでも大量のステロイド剤を飲み薬や点滴などの方法により、長期間にわたって全身に投与した場合のこと。

皮膚に塗るタイプの“ステロイド外用剤”の目的は、局所的に作用させることですので、使用期間を守らず長期間使用し続けるなど特殊な例で「皮膚が薄くなる、血管が浮き出る」ことを除いては、全身はもちろん、局所的にも副作用が現れることは、まずないといっていいでしょう。
それどころか、むしろステロイド外用剤の薬効を味方につければ、短期間でしっかりと炎症を抑える効果が期待できます。

現在、病院で処方されたり、薬局で購入できたりするステロイド外用剤は多くの厳しい審査をくぐり抜けて販売されているものばかりです。

ですから基本的には、薬の説明書に書いてある注意事項を守って正しく使用すれば、心配はありません。
ステロイド外用剤を上手に利用して、短期間できっちり治療することを心がけましょう。

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